こんにちは。
三条まいです。
初めましての方はこちら
非常に勇気づけられる本を読んだので
ご紹介しますね。
統計的には
子どもの学力は親の年収に左右されます。
がーんΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
知ってました!?
東大入学者のうち60%は
親の平均年収が950万円以上であるという統計もあります。
お金持ちだー!Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
また、離婚が子どもたちの
精神的成長に与えるショックもありますよね。
わたし自身もシングルマザーなので、
離婚したのは事実ですよね。
さてどうすればいいのか、
どう子育てすればいいのか、
を日々悩みつつ考えています。
”自分の対応の仕方でいいのだろうか”
”この不安定な時代に何を教えていけばいいのか”
「子どもは十分育つのだろうか」と
日々悩みながら、子育てをしています。
やっぱり、仲良く両親がいるという家庭の子どもたちの方が
恵まれているし、
さまざまな経験ができるという想いはつねにあります。
そんな風に思っていたわたしですが、
この本を読んで、
そうか!
シングルマザーでも
両親がそろっていなくても
子どもが活躍できる子どもを育てることができる!
と思ったので、ご紹介しますね♪
シングルマザーでも
貧困層でも
黒人でも
自ら学ぶ子どもを育てた家庭の教育の考え方が描かれています。
子どもが勝手に学び出す!
ハーハード流子育ての公式
ロナルド F ファーガソン, ターシャ ロバートソン著 東洋経済新報社 (2019)
親本人が、とびぬけて頭がよくなくても構わないし、
前掲書より
特別な家庭環境が必要ではない。(中略)「子育ての公式」は人種や社会階級に関係なく威力を発揮する。
本書のまとめの言葉ですが、
すごーく勇気づけられました!
もくじ
素晴らしく成功する子どもを育てる秘訣
邦題には「ハーバード大学」とつかわれてるんですが、
原題は
”The Formula unlocking the secrets to raising highly successful children”
なんですよね。
ハーバード大学など一文字もないやん(笑)
直訳すると
”素晴らしい成功をする子どもを育てる誰でも手が届く方式”
というニュアンス。
アメリカ合衆国で
素晴らしい成功を収めた人達の
その親に、
どんな育て方していたかをインタビューして
まとめられています。
登場人物たちも
白人ばかりではなく
黒人、移民、
シングルマザーなど
経済的にも裕福な家庭ではないところもすごくいいですね!
8つの法則
8つの法則とは、以下の8つ。
1. 最初の学びのパートナー
2. 整備士
3. 手配役
4. 紹介役
5. 哲学者
6.お手本
7. 交渉役
8. GPS
簡単に言うと
子どもと学びを一緒に行い、(1.最初の学びのパートナー)
学校での学びを整備するように学校の先生と連携を行うこと(2.整備士)。
また、本人の関心に応じて
支援者をみつけたり、複雑な制度を利用できるようにサポートしていく(3.手配役)。
そして、子どもに新しいアイデアを伝える。
どんなことを学べるかということや、
どこに行けるか、どんな人間になれるかということを紹介していく。(4.紹介役)
貧しくても、教会活動や無料のコンサートや
パレードなどに連れていった
シングルマザーの親子の例が出てくる。
子どもが意味や目的を探す手助けをしていく(4.哲学者)。
などなど。
まとめ
たくさん書かれていますが、
まとめると
子どもの興味や特性に合わせて
「子どもが学ぶことには意味がある」ことを伝え
学ぶ機会を一緒につくり、
自分で教えられなくても、
教えてもらえる機会や
学ぶ機会を探すことが大切だということです。
一緒に図書館に行って本を探したり、
本を読んだりすることや
美術館に行ったり、
教会に行くことなども
貧困層の親の取り組みとして描かれていました。
子どもが学びに関心を持つように、
一緒に過ごしている様子がありました
それなら、
わたしもできそう!って思いませんか?
これを読んで、
わたしも一緒に図書館へ行って本を探したり、
読み聞かせをしたり、
関心のある問題のプリントを用意して一緒に解いたり、
してみています。
ひとり親のひけめや
所得にとらわれずに
どんどんのびやかに育てていきましょうね!