こんにちは!
忙しいママでも愛情不足を感じさせない子育て
子育てコンサルタント、教育学修士
三条まいです。
今日は、働くママや家事などで忙しいママでもできる
子どもが幸せになれる『3つの聴き方』をご紹介します!
※動画で見たい方は、記事の最後にありますので、そちらをご覧ください♪
もくじ
子どもの問題は、お母さんの愛情不足が原因…ではない
私はシングルマザーで2人の男の子の子育てをしています。
子どもの問題が起きると
『あそこねひとり親だから』とか
『なんかお母さん忙しいからね』と
周りも自分もそこに
原因を求めがちなんですけれども
『私はそこじゃないかな』
と思ってます。
これまでスクールカウンセラーとして
3年間で2,000件以上の親子を見て
親御さんだったり子どもさんだったり
具体的な事例ではないんだけども
『お母さんが幸せなら大丈夫』
っていうメッセージもすごくありますよね。
お母さんが幸せなら子どもは幸せ、っていうのは、
もちろんあるんです。ベースとして。
でもやっぱり子ども達見てる中で
お母さんが幸せで子どもが幸せって
単純にここイコールじゃないな
って思うんです。
「お母さんの幸せ」と「子どもの幸せ」を
うまく噛み合わせないといけなくて
そこをベースを押さえないと
お母さんがどんだけ幸せで一生懸命やってても
噛み合ってないよっていうパターンも
やっぱりあるんですよね。
だから働くお母さんでも忙しい母さんでも
愛情不足を感じさせない子育てっていうのが
私が伝えていきたいことなんだっていうふうにしみじみ思ったんです
ついつい子どもの問題があると
保育の人だったり先生だったり
愛情不足っていうところに結びつけがちなんですけれども
愛情不足っていう言葉は私あんまり好きじゃなくて、
「愛情不足」ってお母さん言われたら
傷つくと思うんです。
『頑張ってるのに…』みたいな。
私自身、愛情不足って絶対言わないし
言いたくないですし、
お母さんを絶対責めないで
お母さんが幸せになるコツを
お届けしていきたいと思っています。
忙しいママでもこの聞き方は
ベースにやって欲しいなということで
今日はお話をしたいなと思います。
忙しいママでもできる!子どもが幸せになれる3つの聴き方
①よく子どもを見る
1つ目はよく子どもを見るってことです。
子どもをよく見る、
話しかけてきた時に目線を合わせてみる
っていうことなんです。
子どもの様子を言ってることっていうよりも
全体を見るみたいな感じです。
どれぐらいのテンションでやってるのかとか
本当は思ってないかなぁみたいなこととかも
やっぱり子どもって言うことがあるし
言いたかったことじゃないこと言ってることも
いっぱいあるんですよね。
なのでまず全体を見る
見て聞くっていうことですね。
基本はからだを向けてみたいなこと言いますけども
子どもの様子を観察するみたいな
のがすごく1つ目めっちゃおすすめです
②めっちゃ相槌うつ
2つ目は、めっちゃ相槌うつってことです。
「あ!そうなんやね」みたいに相槌を打って聞いてみましょう。
子どもの話って分かりにくいことがありますよね。
あっちいったりこっちいったりして
なんとかちゃんがなんとかちゃんが出てきて
「そのなんとかちゃん誰だっけ?」みたいなことがあって
質問したくなりますが、
そこをぐっと堪えて相槌を打ちます。
基本は「うんうん」って聞いて
話し終わったかなぐらいで確認してもOKです。
「なんとかちゃんはこの子だっけ?」という感じで。
でも最後の方に
話したいことが出てくることもあるので
相槌を打って聞くことが大切です。
③アドバイスをしない
3つ目はアドバイスしないってことですね
へーって思って
つい「なんとかになんとかされた」とか言うと
『なんかこれ言い返したのかな』とか
いろいろ思うことありますよね。
でもやっぱりまず大事なのは
言えるっていうことだったりとか
こんなことがあったんよっていうのを
表現できたっていうことが
まず素晴らしいことですよね。
でこういうことを言って
キャッチボールしていくうちに
すごく子どもの器
心の器が広がっていくので
まずはね『なんとかしてあげよう』って思うような案件でも
まずは聞く。
『あーそうなんやね』って聞くっていうところを
やっていただけたらなと思います。
この3つが大抵うまくいくパターンかな
と思いますね
この3つ、
- 全体をよく観察する
- 相槌
- 解決に向かおうとせずに聞く
そこがやっぱすごく大事だなと思います。
ここがうまくいってると
すごく子どもが話すようになるっていうのはあります。
子どもの心の器を広げるような聞き方をすることが大切!
やっぱり親だったり今ちょっと先生っぽい人やったら
つい解決に動こうとしたりとかねするんですけど
本来的に子どもが必要なことっていうのは
そこを受け止めて乗り越えて行ったり
『次どうしたらいいんかな?』みたいにね
自分で考えられることなのです。
親とか先生だったりとか保育士さんとかもあり得るでしょうけど
聞いてすごいこっちが反応しちゃって
「は!大変や!」みたいになると
子どもは『言わんかったらよかった…』
みたいになることもありますよね
なので忙しい時とか働いてたりとか
もう私みたいに一人親だったりとか
ついつい子どもに愛情があるがゆえに
もっとこうして欲しいとかね
あぁして欲しいとかたくさん思うと思います。
それを落ち着いて、
まずは聞く。
聞いてやり取りするうちに
めっちゃ子どもの心の器って広がっていきます。
否定的な気持ちを
しっかりと抱えられるってのすごい大事。
怒ってることとかイライラしてることとか
悲しいこととかなんか嫌やなって思うこととかね
そういったことをしっかりと
自分で受け止められる心の大きさ
心の器の大きさって
めっちゃ大事になってくるんですね
というのも、この社会自体が
すごく便利なので
深いっていう状態は
あんまり良しとしてないんですよ。
だから深いっていう状態を受け止めきれない
子どももだし大人も。
そういう人は増えてきています。
なので、そこを親がしっかり聞く。
聞くというか受け止める練習をね
一緒にしていくっていうのは
すごく大事だなと思います。
実際やってみると難しい・・・でもできるところから一緒にやっていきましょう
これがめっちゃ難しくって、
私ができるかっていったら
反応したりする時もあるし、
『あ!やっちゃった』って思うんです。
『それはあかんちゃうか』みたいな
気持ちになったりとか
つい言ってしまったりっていうのも
あるんです。
親の性格にもよります。
私は割とこう
『あ!それは大変や』みたいな感じで
思ったりとか激しく反応するタイプで、
うちの子どもの方は
わりとどっしりしているというか、
「先生にも別に言わんでいいし
ママ大丈夫かな」みたいな
「嫌なことあったけど聞いてもらったらええわ」
みたいなところが結構あるんですよ。
だからわりとどっしりしてるなぁ
すごくしっかりした人たちだなって
いつも思います。
完璧にできなくて大丈夫!
できるところから一緒に取り組んでいきましょう。
今日は忙しいママでも3つの聴き方で
子どもが幸せになれるっていうお話でした
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