こんにちは。
三条まいです。
初めましての方はこちら
夏休みのんびり過ごしていますか?
(この記事を書いているのは
2021/8/18)
雨ばかりで体調やメンタルを整えるのが
とても難しいなと感じる今日この頃です。
単純に日光を浴びないと
幸せを感じる脳内物質である
セロトニン分泌が減るので、
幸せ度が下がってきますね~
運動と睡眠で補って、
セロトニン的幸福を育てていきましょうね!
最近セッションでたくさんの方の
話を聴いていくと
「人によく攻撃される」
「強引な人によく誘われる」
「さらに断れない」
「人によく口出しされる」
といったお悩みを聴くことがあります。
今回はこれらのお悩みの原因を
お伝えします。
もくじ
1.境界線(バウンダリー)の課題があります。
境界線とは簡単にいうと
「何かと他を区別するもの」ですね。
領土問題をイメージすると分かりやすいのですが、
「侵犯」「相互に関わらない」「あえて曖昧にする」
といった変化する関係のシンボルです。
家族の問題ではバウンダリーがよく課題になります。
独立した個人の集まりでありながら、
子育てや夫婦といった依存性もあるために、
お互いのバウンダリーが感じづらくなります。
あなたのバウンダリーは日々感じられていますか?
侵入されている感じはありませんか?
ぜひ振り返ってみてください♪
2.「家族と社会」「親と子」の境界の課題はありませんか?
たとえば、
子どもが成人しているのに、
親世代が子どもとの間に一線を引かないことがあります。
もしくは、引く必要もないと
いつまでも
保護的であったり、
指示的になることがあります。
たとえば、
結婚しているのに、
夫の親が頻繁に家に来て
ムスコ家族のあれこれに口を出すということもあります。
その場合、いつまでも侵入されているため、
バウンダリーの問題を抱えやすくなります。
いつまでも夫は父親役割へ成長できず、
父親はいるけど心理的には不在のまま、
家族内は自立の問題を抱えやすくなることがあります。
3.侵入されやすさは巻き込まれやすさ
あなたのバウンダリーはどんな感覚を持っていますか?
侵入されやすい方は巻き込まれやすい方でもあります。
人と自分とのバウンダリーを主張できず
不快だと感じていても、言い出せないことがあります。
侵入されやすい人は、
侵入しがちな人になぜか見つかりやすいのです。
侵入しがちな人は、
誰ならかんたんに入っていけるか、
どこなら平気かを見定めようとしています。
侵入されないようにあなたの家族を守ることも大切ですし、
あなた自身を守ることも大切ですよ。
あなたの幸せを応援しています♪
この記事は
以下を参考書として使用しています。
”対人援助職のための 家族理解入門 家族の構造理論を活かす”
(2013) 団士郎,中央法規
団士郎さんは家族の問題をマンガで伝えてくれる本もあって
すごく好きです。
「家族の練習問題」
この本(マンガです)は図書館にあるので探してみてくださいね!
より取組みたい方への追記
大きな大変な体験を抱えている方は
バウンダリーがほころびていて
自分自身も気づかないことがあります。
虐待や大きな事故などで
一度大きく侵入されると
自律神経が整いにくく、
そちらへ神経が向かないように
カラダがあなたを保護してしまうことがあります。
そういった方はSE療法が大変効果的です。
つらいことを思い出さなくても、
一緒にあなたのチカラを育てていくことができます。
セッションのページをぜひご覧くださいね。