こんにちは。
現役臨床心理士・シングルマザーの三条まいです。
初めましての方、詳しいプロフィールはこちら
今回は、結婚コンサルタント・中谷さやさんをゲストに
離婚する原因を聞いてみました!
もくじ
結婚コンサルタント・中谷さやさんとは?
結婚コンサルタント歴5年。クライアントの3人に1人が結婚という実績をもつ婚活塾を主宰され、現在は「嫁ぐ」と「稼ぐ」の両面から幸せな女性を増やす活動もされています。
2020年出版の著書「愛させ力」は王様のブランチブックランキング☆第1位☆など大反響!
そんな、女性として生まれた旨味をぜんぶイイトコどりな中谷さやさんとの出会いは、2020年、さやさん主宰の愛させ塾に参加したのがきっかけです。
自分ビジネスをいい加減始めたい!と思い立ち、愛させ塾に参加して、楽しく軽やかに自分も周りも幸せに溢れているさやさんにあっという間に惹かれました♡
詳しくはこちらの記事にも書いています▽
愛させ塾で学んでるよ~変化は自分でつくりだすのだ!そんなさやさんは、著書「愛させ力」の中で
「誰と結婚しても幸せ」
と語られています。
それならば、世の中に離婚する夫婦が絶えないのはどうしてなのでしょう。
- 「誰と結婚しても幸せになれる」はずなのに離婚するのはどうして?
- 「別れを自分で決めたはず」なのに、元カレや元夫を引きずるのはどうして?
こんな疑問を「愛させ力」著者の中谷さやさんにズバリ聞いてみました!
そもそも、誰と結婚しても幸せってどういうこと?
愛させ力の最重要ポイントをぎゅっとまとめて解説するよ♡
愛させ力の重要ポイントを要約すると、
- 大好きな自分でいられる相手を見つけて
- その人に自分のことを愛させて
- その人の隣で幸せに生きることを決めれば
誰と結婚しても幸せになれるということなんです。
確かにそうなんですけど…
そうは言っても離婚ってありますよね!?
このブログを読んでいる読者さんの中には同じように思われた方もいるのではないでしょうか。
今や3組に1組が離婚するといわれています。
誰と結婚しても幸せなはずなのに、なぜ離婚するカップルがいるのでしょう?
さやさん的に、このあたりをどう解釈されるかさらに詳しく聞いてみたいと思います!
中谷さや×三条まい「離婚について思うこと」
さや:夫婦関係のこじれの原因のほとんどは、愛させ力不足!恋愛初期のパートナーシップも、長年連れ添った夫婦も、こじらせる原因はザルしている=相手のしてくれたことを受け取らず、感謝しないことです。人によって愛のカタチはどんどん変わっていきます。自分も変わるし、彼も変わる。すると、愛情表現も変わっていく。
まい:確かに、自分は19歳で出会ったイメージが残ったまま相手のことを見ていたけれど、30代になってお互い違うフェーズにいるということを忘れていたような気がします。
さや:愛の言語はどんどんアップデートしていくもの。愛は意訳が必要って本にも書いてるけど、自分のライフステージの変化とか自分の成長とともに変わっていくし、彼も変わっていくものだからね。
まい:私は初恋の相手と19歳からお付き合いの末、結婚生活は5年で終えて離婚しましたが、今、さやさんの「愛させ力」を読んでみて、
- 長い付き合いで、何でも分かっているという安心感で確認という作業を怠っていた
- 相手がしてくれたことを受け止めずにザルしていた
- 受け取り力が足りていなかったため、相手との溝がいつのまにか深くなっていた
それが離婚という結果につながったのかな、と本を読んで感じたところです。
「誰と結婚しても幸せ」なはずなのに、離婚するたったひとつの理由
「誰と結婚しても幸せ」になれるはずなのに、離婚してしまうのはどうしてですか??
それはズバリ、「愛させてない」ことが原因!!!
誰と結婚しても幸せという結婚のために必要なのは
- 大好きな自分でいられる相手を見つけて
- その人に自分のことを愛させて
- その人の隣で幸せに生きることを決める
この3ステップでしたね。
さやさん曰く、離婚の原因はこのステップの二つ目、「愛させる」が弱いことが原因だそう。
どういうことなのか、詳しく解説してもらいました!
離婚につながる、心地よさのギャップ
さや:出会ったときは、一緒にいて心地いいと感じていても、彼も自分も年齢やライフステージの変化とともに心地よさが変わっていくもの。自分と相手との間で、心地よさの認識にギャップが生じてしまいます。
特に女性は出産を機に、心地よさが大きく変化しますよね。謎の不機嫌、ホルモンバランスの乱れ、様々な影響によって、旦那さんの存在を疎ましく感じたり触られるのもイヤなんてことも。
そこで、自分がどうしたら快適か?を自分自身がまず知って、それを相手にリクエストするという作業が必要になってきます。それを怠ると心地よさにギャップが生じることになるんです!
相手は出会った頃に知った、わたしの心地よさを叶えようとしてくれる。でも、今は、わたしの心地よさは出会った頃のままではなく、変化している。つまり、相手が知っている昔の私の心地よさと、今の私の心地よさとの間にギャップが生じてしまうことになります。
そして、そのままだと、相手は今の心地よさのことは分からないまま行動することになります。
心地よさのギャップの具体例
さや:例えば、旦那さんのことを、子育てで大変な私と赤ちゃんをおびやかす存在のように感じて、「分かってくれない!キー!!!」となりがち。こうなると、どんどん旦那さんを悪者のように思ってしまいますよね。
一方旦那さん側としては、そんな風に邪険にされたら気に食わないし、そういう態度を取られたら拗ねてしまいます。良かれと思ってやったことなのに、全然喜んでもらえない。男性としては、喜んでほしくてやったことで相手が喜んでくれなかったら、そんなつもりじゃなかったのに…とガッカリするか、もう知らない!プイ!と怒ってしまうかも。
これが夫婦関係で続くと、どんどんこじれてしまいます。
心地よさのギャップを埋める方法「愛させ力」
まい:では、心地よさのギャップが生じたら一体どうしたらいいですか??
さや:以前の私が感じていた心地よさと、「今」のわたしの心地よさとの間のギャップ、これを埋めるものこそが「愛させ力」です!
幸せな結婚の3ステップ
- 大好きな自分でいられる相手を見つけて
- その人に自分のことを愛させて
- その人の隣で幸せに生きることを決める
のステップ2にあたる「愛させる」のことですね。
この「愛させる」は具体的に言えば「リクエストする」という行動のことです!
わたしの今の心地よさ、快適、喜びは○○だよ、だからこうしてね、と伝えリクエストすること。これこそが愛させるという行為そのものです。これをサボると、一気に彼が悪者になってしまいます。
心地よさのズレを修正しない、つまり今の心地よさをリクエストしないままだと、上の事例で書いた通り、妻は「なんで分かってくれないの?!」と不満をため、夫は良かれと思ってやったたことが喜んでもらえず拗ねる、というように夫婦間の溝が深まってしまいます。
離婚はやっぱり「愛させる」という作業をいかにサボらずやるか、ということにかかっているんですね。著書「愛させ力」の25pにも愛させる仕組みについて詳しく書いているけど、まず受け取って、リクエストをする。
この愛させるというステップをサボると、離婚は加速してしまいます。誰と結婚しても幸せだけど、離婚してしまうかどうかは、女性側の愛させ力にかかっているとも言えるんです!(もちろん、DVとか、男性側の極端な理由は除きますが。)
愛させることで離婚とは無縁のパートナーシップを築こう♡
まい:離婚の原因の第1位は性格の不一致、価値観の相違ですよね。そこが、こじれる一番の原因となるので、愛させるのポイントである、どうやってリクエストしていくかだったり、自分自身が何をしてもらったらうれしいのかをよく知っていて、それをしっかり伝えていく作業、それを受け取って喜ぶ作業が大切なんですね。
さや:そう!まさにその通り!つまり、昔とは変わった、現在の私の心地よさを日々日々リクエストし続け、愛させることで、夫婦関係のこじらせを防ぎ、離婚とは程遠いパートナーシップを築けるということなんです。
自分の心地よさをリクエストし、愛させ続けることで、誰と結婚しても幸せな結婚生活になる!
相手と向き合うのは、エネルギーがいるし、逃げ出したくなる
まい:本の中で、182Pにこんな一節がありますよね?
対自分、対相手、双方の本音のコミュニケーションは、とてつもなくエネルギーを使います。
感情をむき出しにして自分と相手と向き合うのでとてもしんどく、途中で逃げたくなります。
結婚した3組に1組のカップルが離婚してしまうのは、この作業がしんどくて後回しにしてしまい(気持ちはとてもわかります)、そのうち修復できない溝になってしまうからだと思います。
ただ、ここから逃げてしまうと、夫婦という紙切れ一枚の契約でしかない赤の他人は、簡単に破綻してしまうのです。
愛させ力 182p
わたし、これを読んでそりゃ、逃げ出したくなるよ!と思いました。子育てしてるから、これ後回しにしちゃえってなっちゃってました。なんなら、なんで分かんないんだコノヤロー!と思ってました。笑
離婚しないためのパートナーシップの優先順位
まい:ついつい後回しにしてしまうパートナーシップですが、相手と向き合うにはどうしたらいいでしょうか?
さや:そこで大事なのが、旦那さんファーストという考え方です!
厳密に言えば、何よりいちばんだいじなのは自分なので、自分ファースト、その次に旦那さんセカンド、子どもサード、という考え方。女性はお母さんになるとどうしても子どもファーストになりがちじゃないでしょうか。だから「自分を大事にしようよ」というのは、いろんな人が言っていますよね。
だけど、その次にくるのは、子どもじゃなくて旦那さん!とういうのがさや流のパートナーシップ論♡
子どものことは二の次三の次でいいの?
さや:子どものことでいっぱいいっぱい、大変になってしまう時も、ベビーシッターなど代わりに助けてくれる制度はあります。でも、妻の代わり制度は、全世界中探してもどこにもありません。あるとしたら、一夫多妻制くらいじゃないでしょうか。
お母さんの代わりはシッターさんでもできるけど、妻の代わりは誰にもできない。だからこそ、旦那さんのことを、自分の次にケアするって大事だと思うんです。それが結局、子育てにもいい影響を与えるし、夫婦関係にもいいし、自分自身にもいい。
子育てでキーッとなってる時は、正直に今こういう状況でつらいって話すことは大事です。正直に話した上で、ベビーシッターや公共のサービスなどを使う。そいういうのを理解してもらうためにも、今つらいんだっていうことを正直に打ち明けて、味方にして理解してもらうって大事なプロセスです。旦那さんにとっても初めての子育てですから。
優先順位が自分いちばんでいいんだけど、その次がお子さんになってる妻が世の中多すぎる!と私は思いますね。2番目は旦那さん♡
母親の代わりは他の人でもできるけど、妻の代わりは誰にもできない!だから、自分ファースト、旦那さんセカンドでいることが大切!
離婚や別れで、元カレや元夫を引きずる時の考え方
まい:質問をいただいていたのですが、別れを自分で決めたのに、元カレや元夫をひきずるのはどうしてでしょうか??
さや:それは、自分の未来を信じてないってことですね。
ひとつの恋や結婚が終わる時というのは、今、そしてこれから、もっと成功と幸せを手に入れるために、もっと自分の人生が発展していくために卒業したほうがいい人間関係だから終わる、と考えてみるのはどうでしょう?
それは、恋愛のみならずいろいろなコミュニティや友達づきあいでも言えることで、自分のステージが変わっていく時、離れていく人たちは必ずいます。
人間関係が離れるときは、その時の自分に必要だから。その後もっと次元を上げてステージアップしてくために必要だから離れるのです。
元カレに振られる、別れたくなる、離婚する、これもその後の自分の人生の発展のために必要だと思えていたら、じゃあもっと素敵な人に出会えるってことだな、と捉えられるはずです。
まい:わたしも、別れてから大学院に行ったりして自分の人生がステージアップしているというのは感じています。
懐かしい想い出、青春時代をシェアしている分、若かったころを懐かしんでよかったな~と哀愁のように感じる時もありますが。さやさんのお話を聞いて、次のステージに行くために、必要な別れだったんだなと思えました。
さや:人間関係の卒業に寂しさはつきもの。寂しさは絶対ある、どんな別れでも。どんなに嫌いあって別れても、その人と好き合った時間があるから、その時間ってとっても幸せだったし、その時間を思い出したら寂しくなるけど、卒業に寂しさはつきものですからね。
まとめ
愛させ力を生かせば、誰と結婚しても幸せ、は叶います!そのために、
- 彼に自分を愛させるために、自分を知って、リクエストしていく作業を怠らないこと
- 彼を自分の次に持ってくる
これを忘れずにパートナーシップに生かしていきましょう。
妻の代わりが利くようになっては、浮気されても文句は言えません。それはつまり、旦那さんにとっての絶対逃しちゃいけない存在になれてなかったということですからね。(男性の特質による例外はありますが。)
自分の快不快を知り、リクエストし、喜ぶ、ということを大切にしていきたいと思います!さやさん、今日はありがとうございました!
「誰と結婚しても幸せ」を叶える愛させ力、詳しい内容が気になる人は、ぜひ書籍を手に取ってチェックしてみてくださいね♡
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