こんにちは。
三条まいです。
読みに来てくださってありがとうございます。
(はじめましての方はこちら)
離婚後、33歳から心理系大学院に入学しました。
私も大学院入試受けたんですよ!(えへん)
私がどんな準備をしたのかをご紹介したいと思います☆
お金も時間もなかったので、予備校や通信講座はやりませんでした。
余裕がある方は心理系大学院を目指す方の予備校があるのでそちらをおススメします。
やっぱり情報入ってくるし、安心かな。
でも、私のように地方に住んでいる。
子どもがいる。
お金がない。
通う時間がない。
という方におススメ勉強法をお教えします!!
社会人入試って、大学入試と比較して情報少ないですよね・・・。
私もインターネットで体験記など探しましたよ。
この記事を読んでいるみなさんのお役に立てるように私の体験記をまとめたいと思います。
もくじ
志望する大学院の社会人比率がどれくらいあるか調べましょう!
社会人学生がいるということは、
社会人に門戸が開かれている大学院であるということです。
ホームページにでていることもありますが、
やはり口コミが一番です。
でも口コミに頼れない社会人は、
資料など取り寄せましょう。
社会人が紹介されていたらホッとしたものです。
しかし、現状、大学院はいずれも定員割れをしているところが多いため、
社会人もいるところが多いです。
心理系の大学院は定員が少人数のところが多いですが。
臨床心理士を目指す社会人が多いので、
一度、入学相談で問い合わせるといいなと思います。
過去問をみよう!
よくありがちな間違いですが、
「一通りテキストを勉強してから」は、時間効率は悪いです!
過去問を見てみて、
どういう勉強をしたらよいか考えましょう。
過去問は大学院のHPに掲載されています☆
傾向と対策を練りましょう。
着目ポイント
- どういう出題形式?
- どの分野がよく出題されているか?
- 論述は何問あるか?何文字論述を書く必要があるか?
- 英語はどれくらいのレベルか?
私は過去問をいくつか見ました。
現在通っているところは、
過去問を見たら「勉強したらできそうかも」と思いました。
反対に「ちょっと無理かも?」と思ったところは不合格でした。
ちなみに不合格の大学院は放送大学です。
受験時の倍率は10倍!!
問題も論述が6問くらいで、記述量も多い。600字くらい?
大学院生なんだから、それくらい書いて当然!と言われれば反論できません。。。
しかし、心理学部出身ではない私には難しかった。
受験したけど、ほとんど書けませんでした(涙)
私の通っている大学院は、
思春期の論述、
子どもの問題に関する論述、
私の関心のありそうな分野でした。
しかも200字くらい。
あとは、空欄穴埋め問題と英語の論文を読んで、論述でした。
学校によっては、英語で論述させるところもあるのですが、
日本語で回答してもよかったので、
「なんとかReadingだけ頑張ればいける!」と思いましたね。
単語力だけ、少し伸ばせば解けると思いました。
河合カルス本 で心理論述に慣れましょう
基本は、論述になれること。
次、心理学の用語を覚えること。
を中心に勉強しました。
▽心理学・参考にした本①
臨床心理士指定大学院対策 鉄則10&キーワード100 心理学編 (KS専門書)¨
さすが河合塾ですね!
みやすかったです!
見開き2ページで
用語ごとに代表的な実験や概論がまとめられていて
すごく役立ちました!!
見開きページ最後に書かれている、
200字でまとまっている論述は、論述の書き方の参考にしました。
この100キーワードをひたすら、
A4ノートにまとめることを最初にやりました。
このノートづくりで、並行して4冊の教科書を見比べながら
ノートを作っていきました。
▽心理学・参考にした本②
やわらかアカデミズム・<わかる>シリーズ よくわかる臨床心理学
字が大きく、初心者にもとっつきやすく、臨床心理学関連の情報がたくさん!!
でもちょっと情報が少なかったですね。
買わなくてもよかったかも。
▽心理学・参考にした本③
2、臨床心理学概説
よくわかる臨床心理学 であまり情報がなかった時に、詳細を知りたいとき、
臨床心理学概説を読みました。
こっちは知識欲として満足できる本ですね。
また、心理学一般用の教科書も必要です。
認知心理学・学習心理学・社会心理学などの基礎知識も問われることが多いので、
教科書を並行して読みながらテキストをまとめましょう
▽心理学・参考にした本④
この本は、基礎心理学が充実していて意外と重宝しました。
第2章の心と脳は神経細胞とニューロンに関して説明があり、助かりました。
入学してから知ったのですが(笑)、精神医学は脳の働きについて知識が必要なんです!
勉強中は、なんで心理なのに脳!?って?マークついてました。
▽心理学・参考にした本⑤
こちらもさっきの有斐閣心理学と同じく、認知心理学など基礎心理学が
記載されているのですが、
代表的な研究者と実験についてよくまとめられているのでこちらも助かりました。
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ノートのまとめ方
例えば、「学習心理学」の重要用語をA4ノートにまとめるなら
レスポンデント条件付けとは ・・・・
・定義を書く
・有名な研究者は パブロフ、
・有名な実験 ベルの音を聞いて唾液を分泌
・関連用語 無条件刺激 無条件反応
般化(条件刺激に類似した刺激でも条件反応を起こす)
レスポンデント条件づけで200字程度論述練習を書いてみます。
テキストの下に、200字論述が書いてあるので、最後はそれを参考に添削します。
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こんな風に、最初は200文字程度の論述を
自分なりに書いていくようにしました。
英語の勉強の仕方
▽英語・参考にした本①
臨床心理士指定大学院対策 鉄則10&キーワード100 心理英語編 (KS専門書)
この本も見開きに、テーマの用語に関する英文が400字程度で掲載されています。
英文を読むこと
関連分野の単語を覚えるために読みました。
▽英語・参考にした本②
¨
ヒルガードは、アメリカの心理学部で教科書として
利用されているそうです。
有名な本らしく検索するとたくさん古本が出てきます。
基礎心理学から認知心理学、学習心理学
など様々な分野が紹介されていますので、
英語力が必要な大学院では必須と思われました。
この文章をしっかり読めれば十分かと思います。
私は2章ほど読んでタイムアップでしたが、
専門用語を英語でなんというかを確認するのに役立ちました。
まとめ
わたしは、心理学部出身ではなく、
地方都市在住で、シングルマザーで子どもたちを保育園に送り迎えし
パートをしつつ、自宅で勉強して、大学院試験に合格しました!
また、働き始めてからも
フルタイム勤務&シングルマザーで、
(実家に頼らず)子ども二人を育てながら
1年目で公認心理師と臨床心理士試験に合格しています!
短期間で試験に合格するのは得意と言えるでしょう(笑)